しばらく空いてしまいましたが、またボチボチ、ソロソロとはじめます。
ビーズですが、まだ調子が戻りません。痩せるのもとまらないし、足元も覚束なくなってきたので、詳しく検査をすることに。
血液検査から分かったのは、慢性腎不全。つまり長い時間をかけて腎臓の機能が低下し、症状をもたらしていた、ということ。
腎不全に完治はありません。症状の悪化を遅らせることが主眼の治療となります。残された時間もそう多くはない、との診断でした。
ワンちゃんの慢性腎不全 症状
ワンちゃんの腎不全には、その症状がいくつかあります。ビーズの症状には以下のものがあります。
- 体重の減少
- 水の多飲
- 嘔吐
- 尿量の増加
体重の減少
前にも書きましたが、ビーズはもともと12㎏ありました。ぽっちゃりというよりも…、恰幅のいい…方でした。
それが現在では4.3㎏。体重が減りだしたのが去年(2022年)の冬ごろ。造血剤の注射の甲斐もあって、公園で走ることができるほど元気に。そのころの体重が9㎏前後。
でも体重の減少が急で、次の症状が出始めていました。
水の多飲
ビーズは結構、水をカブ飲みするタイプ。口元を水でべとべとにしながら、グフゥ、と声が出るまで飲む。けれども、体重減少期のビーズの水の飲み方はやや異常。
水飲みの水の半分ほどまで飲む。時間にすると3分程度。3分間ずっと水を飲んでいる状態というのは、異常です。
それでまた、次の症状が現れます。
嘔吐
水をガブ飲みした後、その水ごと戻してしまうことも増えました。水をたっぷり飲んで、吐いて。
水だけじゃなく、散歩の途中で嘔吐することも増えました。おやつも、ごはんも。
尿量増加
嘔吐と比例して、尿量も増えました。あれだけ水飲んでるからかな、と思うだけでしたが、実はこれも腎不全の症状でありました。
尿が水たまりになるほどで、それが数回。これはさすがに多いです。
入院
これまで2か月程度、自宅で皮下点滴を続けてきましたが、もはやそれでは間に合わなくなりました。
入院して、静脈からの点滴になります。
入院とはいっても、半日。しっかり5時間点滴。ビーズ、よく頑張っています。
病院の先生も、看護師さんも、ビーズは大好きだから嫌がるでもなく、賢くしています。そして、半日入院から帰ってきたビーズは、少し楽そうになっています。寝てばかりいますが、それでも散歩のときの足元はしっかりしてきました。
毎日頑張るビーズ。これから何日、ビーズが入院しないといけないのか分かりませんが、その1日ごとに頑張りを刻んでいきます。
ビーズは今日も、入院して頑張りました。明日もきっと、頑張ります。
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